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コンサルは潰しが効かない?知恵袋の声をBig4出身者が検証

コンサルのリアル5分で読める
Kay
KayBig4出身のAI・ITコンサルタント
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目次

「コンサル 潰しが効かない」。知恵袋でこのフレーズを見たとき、正直なところ僕も不安になった。Big4で7年間ITコンサルをやってきたが、「この経験は外で通用するのか」と自問することは何度もあった。

この記事では、IT業界12年・Big4出身の僕が、知恵袋の「潰しが効かない」という声を検証し、本当に通用するスキルと通用しないスキルを正直に分類する。

「潰しが効かない」は半分本当

最初に結論を言うと、「潰しが効かない」は半分本当で、半分は嘘だ。

コンサルで身につくスキルには、どの業界でも通用する「汎用スキル」と、コンサル業界でしか使えない「業界固有スキル」がある。知恵袋で「潰しが効かない」と言っている人の多くは、この2つを区別できていない。

「潰しが効かない」と感じるのは、コンサルのスキルを「コンサルの言葉」でしか説明できないからだ。同じスキルを「事業会社の言葉」に翻訳できれば、評価は一変する。

僕自身、Big4からフリーランスに転身した際、最初は「コンサルのスキルって何だったんだろう」と悩んだ。しかし、クライアントの事業会社で仕事をするうちに、自分のスキルが「当たり前ではない」と気づいた。構造的に物事を整理する力、複雑な状況をシンプルに伝える力。事業会社ではこれらができる人が意外と少ない。

通用するスキル3つ

コンサル出身者が転職・独立後に「これは使える」と実感するスキルを3つ挙げる。

1. 構造化思考・仮説検証

コンサルの基本スキルであり、最も汎用性が高い。曖昧な課題を構造化し、仮説を立てて検証するプロセスは、事業会社でもスタートアップでも求められる。

事業会社では「何が問題か分からない」状態から仕事が始まることが多い。コンサル出身者は「まず問題を構造化する」ところからスタートできるため、周囲から重宝される。

2. ドキュメンテーション力

「分かりやすい資料を作れる」というスキルは、事業会社では希少だ。コンサル出身者は、経営陣向けの報告資料や社内提案書を短時間で作れる。これだけで「できる人」と認識されるケースがある。

ドキュメンテーション力は「パワポが上手い」という意味ではない。「複雑な情報を、意思決定者が判断できる形に整理する力」だ。この力は、どの業界でも通用する。

3. ステークホルダーマネジメント

コンサルは、クライアントの社長から現場の担当者まで、さまざまな立場の人と仕事をする。この経験で培われる「相手の立場に応じたコミュニケーション」は、事業会社で非常に重宝される。

特に、経営層と現場の橋渡しができる人材は事業会社で不足しており、コンサル出身者がその役割を担うケースは多い。

通用しないスキル3つ

一方で、コンサル時代は重宝されたが、外では通用しないスキルもある。

1. フレームワーク偏重

3C、SWOT、バリューチェーン。コンサル時代は当たり前に使っていたフレームワークだが、事業会社で「SWOTで整理しました」と言うと、「机上の空論」と見なされることがある。

事業会社では、フレームワークの名前より「で、具体的にどうするの?」が求められる。フレームワークはあくまでツールであり、それ自体に価値はない。

2. パワポ至上主義

コンサルでは美しいスライドが評価されるが、事業会社ではSlackのメッセージやExcelの方が意思決定に使われることが多い。パワポに時間をかけすぎると「あの人はスライドばかり作っている」と言われるリスクがある。

事業会社では「資料を作る時間」より「行動する時間」が評価される。コンサル出身者がこの切り替えに失敗すると、「使えない人」扱いされる。

3. 短期プロジェクトの成果アピール

コンサルは3〜6ヶ月のプロジェクト単位で成果を出す。しかし、事業会社の仕事は「3年かけて事業を成長させる」というスパンだ。短期的な成果ばかりアピールすると、「この人は長期的に物事を考えられない」と思われる。

潰しを効かせるための準備

「潰しが効かない」状態を避けるために、コンサル在籍中にやるべきことを3つ挙げる。

1. 特定業界の専門性を深める

「何でもできるコンサル」は、転職市場では評価されにくい。金融、製造、IT、ヘルスケアなど、特定の業界に関する深い知識を持っていると、その業界への転職で大きなアドバンテージになる。

2. 実行フェーズまで関わる

戦略策定だけでなく、実行支援まで関わった経験は転職で強く評価される。事業会社は「絵を描くだけの人」を嫌う傾向があるため、「実行まで一緒にやった」と言えるかどうかで評価が変わる。

3. コンサル以外の言葉でスキルを説明する

「デューデリジェンス」「ステアリングコミッティ」「アジェンダ設定」。コンサル用語を多用すると、事業会社の面接では評価が下がる。同じ経験を「事業会社の言葉」で説明する練習をしておくべきだ。

コンサルのスキルは「翻訳」が必要だ。同じ能力でも、コンサル用語で語るか、事業会社の言葉で語るかで、面接官の反応はまったく異なる。

MyVisionはコンサル業界特化型の転職エージェント。コンサルスキルの「翻訳」に長けており、事業会社の面接でどう伝えるべきかを具体的にアドバイスしてくれる。

アクシスコンサルティングはコンサル転職支援の豊富な実績を持つ。「潰しが効かない」と不安に感じている人に対して、市場で通用するスキルを客観的に整理してくれる。

まとめ

コンサルは「潰しが効かない」は半分本当だ。構造化思考やドキュメンテーション力は通用するが、フレームワーク偏重やパワポ至上主義は通用しない。潰しを効かせるには、在籍中に業界専門性を深め、実行フェーズまで関わり、コンサル以外の言葉でスキルを説明する力を磨くことだ。

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Kay

Kay

IT業界12年Big4コンサル出身日英バイリンガル

新卒でメガベンチャーに入社後、ITベンチャー、事業会社のシステム部門を経て、Big4コンサルファームでITコンサルタントとしてチームリーダーを務める。その後フリーランスとして独立し、現在はAI活用コンサルティング・ITコンサルティングを中心に活動。日英バイリンガル。