コンサルの英語面接対策|知恵袋の声とBig4出身者の実践ガイド
目次
「コンサル 英語面接 知恵袋」で検索すると、「英語面接が怖くて応募できない」「どのレベルの英語が必要なのかわからない」といった不安の声が出てくる。コンサルファームへの転職を考えている人にとって、英語面接は大きなハードルに感じるだろう。
IT業界12年・Big4経験者の僕が、英語面接のリアルを書く。結論を先に言うと、「英語面接のハードルは、想像しているほど高くない。ただし、準備なしで突破できるほど甘くもない」だ。
コンサルの英語面接、知恵袋の不安を整理
知恵袋の投稿を見ると、英語面接に関する不安は大きく3つに分けられる。
「ネイティブレベルが必要なのでは」という不安。 帰国子女や留学経験者しか受からないのではないか、という声。これは多くの場合、誤解だ。
「英語でケース面接をやるのか」という不安。 日本語でも難しいケース面接を、英語でやるなんて無理、という声。ファームやポジションによる。
「TOEICは○○点だけど大丈夫か」という不安。 TOEIC点数と面接の英語力は別物なのだが、スコアを基準にしてしまう気持ちはわかる。
僕自身、Big4の面接で英語面接を経験した。正直、英語はそこまで得意ではなかったが、事前準備をしっかりやったおかげで通過できた。必要なのはネイティブレベルの英語力ではなく、「準備した内容を自信を持って話す力」だ。
ファーム別の英語面接の実態
英語面接の有無や内容は、ファームとポジションで大きく異なる。一律に「コンサルの英語面接」と括れないので、カテゴリ別に整理する。
MBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)。 英語面接がある確率は高い。特にマッキンゼーは英語でのケース面接が課されることがある。BCGやベインもマネージャー以上では英語面接が一般的だ。ただし、全ポジションで必須というわけではない。
Big4(デロイト、PwC、EY、KPMG)。 ポジションによる差が大きい。グローバル案件のポジションやマネージャー以上では英語面接があることが多いが、日系クライアント向けのコンサルタント〜シニアコンサルタントでは英語面接なしのケースも多い。僕の場合は、15分程度の英語面接があり、自己紹介とプロジェクト経験の説明を求められた。
アクセンチュア。 グローバルファームだけあり、英語面接は比較的多い。テクノロジー系のポジションでは英語面接の比率が高い印象だ。ただしレベルは「ビジネスコミュニケーションが取れるか」の確認であり、ネイティブ並みの流暢さは求められていない。
日系ファーム(ベイカレント、アビームなど)。 英語面接はほぼない。グローバル案件に特化したポジションを除けば、日本語面接のみが一般的だ。
最短2週間の英語面接対策
英語面接があるとわかったら、対策は早いほどいい。ただし、完璧を目指す必要はない。2週間で十分な準備ができる方法を紹介する。
ステップ1:定番質問への回答を作る(3日間)
コンサルの英語面接で聞かれる質問は、実はパターンが限られている。以下の5つをカバーすれば、面接の8割は対応できる。
- Tell me about yourself. 職歴のサマリーを1〜2分で話す。
- Why consulting? / Why this firm? コンサルを志望する理由とファームを選んだ理由。
- Describe a challenging project. 困難なプロジェクトの経験とそこから学んだこと。
- What are your strengths and weaknesses? 強みと弱み。弱みは「改善に取り組んでいる」ストーリーとセットで。
- Where do you see yourself in 5 years? 5年後のキャリアビジョン。
これらの回答を英語で書き出す。完璧な英語でなくていい。自分の言葉で書くことが重要だ。
ステップ2:音読と暗唱(5日間)
書いた回答を声に出して読む。最初はスクリプトを見ながら、慣れたら見ずに話す。ポイントは一字一句暗記するのではなく、キーワードと流れを覚えること。丸暗記した文章は面接官にも伝わるし、少しでも忘れるとパニックになる。
ステップ3:模擬面接(4日間)
英語が話せる友人や、オンライン英会話サービスを使って模擬面接をする。想定外の質問が来た時にどう対応するかの練習が特に重要だ。「わからない単語があったらこう言い換える」「質問の意図がわからなかったらこう聞き返す」というパターンを持っておくと安心感が違う。
僕自身の体験を話すと、面接の2週間前からオンライン英会話で毎日25分の模擬面接をやった。最初はしどろもどろだったが、5回目くらいからスムーズに話せるようになった。本番では練習通りに話せた質問が7割、想定外が3割。想定外の質問にも、模擬面接で鍛えた「アドリブ力」で対応できた。
英語面接なしで入れるファーム
「どうしても英語面接は避けたい」という人もいるだろう。正直に言えば、英語面接なしで入れるポジションは多い。
日系ファーム。 ベイカレント、アビーム、NRIなど。英語面接はほぼない。日本語でのケース面接やフィットインタビューが中心だ。
Big4の日系クライアント向けポジション。 デロイト、PwC、EY、KPMGでも、日系企業の支援をメインとするポジションなら英語面接がないことが多い。ただし、入社後にグローバル案件にアサインされる可能性はある。
アクセンチュアの一部ポジション。 アクセンチュアでも、業務コンサルティングの日本語メインのポジションなら英語面接が省略されるケースがある。
ただし、キャリアの中長期を考えると、英語力はあった方がいい。マネージャー以上に昇進する際に英語力が評価基準に入るファームは多いし、グローバル案件の方が年収が高い傾向もある。英語面接を避けるのは短期的な戦略としてはありだが、入社後に英語力を磨くことは意識しておこう。
まとめ
コンサルの英語面接は、ファームとポジションによって有無も内容も大きく異なる。MBBやBig4のグローバルポジションでは英語面接がある確率が高いが、日系クライアント向けのポジションなら英語面接なしのケースも多い。
英語面接がある場合も、ネイティブレベルは求められない。定番質問への回答を準備し、2週間の集中対策をすれば、十分に通過可能だ。英語面接を恐れてコンサルへの転職を諦めるのは、あまりにもったいない。
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Kay
IT業界12年Big4コンサル出身日英バイリンガル新卒でメガベンチャーに入社後、ITベンチャー、事業会社のシステム部門を経て、Big4コンサルファームでITコンサルタントとしてチームリーダーを務める。その後フリーランスとして独立し、現在はAI活用コンサルティング・ITコンサルティングを中心に活動。日英バイリンガル。

